社内勉強会 リアス・バイシャス編 その2

 2014/8/29

先日の社内勉強会の続きです。


3、2013トーレ・ラ・モレイラ(ボデガス・マルケス・デ・ビソーハ社)


こちらもアルバリーニョ100%で、サブゾーンは内陸の山の中、『コンダード・デ・テア』になります。

『トーレ・ラ・モレイラ』とは『モレイラ塔』という意味で、写真中央上部がその、トーレ・ラ・モレイラです。

この塔は1780年ごろに建てられた塔で、ナポレオンとの戦闘の際、前線の基地として活用されたそうです。塔の屋上で鉄砲隊が見張ったそうです。内部には教会もありました。


写真には写っていませんが、この畑の手前は『ミニョ川』という川が流れており、ポルトガルとの国境になっています。ポルトガル側にも同じような塔が点在しており、この辺は戦闘地域だったんだな、と思わせます。


この地で栽培されたアルバリーニョ100%の『トーレ・ラ・モレイラ』、アルバリーニョならではのメロン、白桃などを思わせる香り、ほのかにハーブやライムっぽい柑橘を感じさせました。果実味はさわやかでしたが、やわらかさもあり、酸味やほのかな苦味のバランスが良く、なめらか。彼らの哲学である、『ぶどうそのもの』をワインにする、という哲学がよく表れているワインだなと感じました。

ちなみにガリシア地方にはLa Cañizaと呼ばれる生ハム産地があるそうです。

生ハムとも相性いいんだろうな、と感じたワインでした。つづく。【岩間】


社内勉強会 リアス・バイシャス編 その1

2014/8/28

社内で定期的に実施している勉強会。今回のテーマはリアスバイシャス特集でした。弊社では、

ボデガス・マルケス・デ・ビソーハ社

ボデガス・レ・クトラル・ド・ウミア社

の2社からリアス・バイシャスワインを輸入しております。


今回はその2社のワインを比較試飲し、リアスバイシャス内のサブゾーンの違いなどを感じてみよう、という趣旨の勉強会でした。


1、2013 マルケス・デ・ビソーハ

(ビノ・デ・メサ  写真左)

※勉強会用のサンプルですのでラベル不良を使用しています。


アルバリーニョ60%ですので、リアスバイシャスを名乗れませんが、マルケス・デ・ビソーハ社の看板ワイン。スペインで最も権威あるガイドブック、『ギア・ペニン』でも堂々の5つ星を獲得しております。


グレープフルーツなどのかんきつ系の果実味が主体で酸もきれいです。若いビンテージなのでかすかに発泡感が残ります。すっきりしており、社内でもこれは生牡蠣といけるんじゃないかという意見も出ました。

ボトルに刻まれているヒラメ(カレイ?)の彫刻からもわかるとおり、白身のお魚にもあいます。ガリシアに飛んでいって、魚を食べまくりたい、そんな味わいでした。


2、2011 ポルティコ・ダ・リーア(ボデガス・レクトラル・ド・ウミア社 写真右)

こちらは海に近いサブゾーン、『バル・ド・サルネス』。

アルバリーニョ100パーセントです。


今回の勉強会で、私が最も個人的に驚いたのがこのワインでした。。

2011ビンテージということで、熟成が進んでいたのですが、それがよい熟成だったのです。!

グラスに注いだ瞬間からその色合いに驚きました。深みを感じさせる軽めの黄金色。

香りは、丸みを帯びているイメージが膨らむ、完熟マンゴーのような深みのある香りに熟成から来るほのかなスパイス香。口に含むとやわらかく、黄桃の缶詰のような甘み、旨み、バランスのとれた酸を感じ、品種由来のやや苦味を伴った余韻が口の中に広がりました。アルバリーニョが熟成するとこうなるんだ、と感激しました。


もうこれは魚介でも青魚とか、あとは野菜、肉です。タコがどうなのか?

ぜひタコとあわせてみたかったです。。が、きっとあうんだと思います。

つづく。【岩間】


2013 カステル・デル・レメイ ゴティム・ブラン

2014/8/25

久しぶりにこのワイン、テイスティングしました。

なんと言っても私が入社して以来13年間、取り扱っているワインですので、根強い人気です。ブラン・プラネル / BLANC PLANELL から名前を変更しました。


久々に飲んだ感想としては、しばらく飲まないうちに、エライ個性的になったな~!笑。でした。


ぶどう品種は、ソーヴィニヨン・ブランとマカベオ。


なので、野菜が合うとは思っていたけど、念のためいろいろとあわせました。


ですが、卵、白身魚の塩焼き、鳥のから揚げといったものはことごとく外しました。笑。ライムのようなフレッシュ感が強くて、その辺にはフレッシュ感が勝ってしまうようでした。


じゃあ、やはりキミは野菜と結婚したいのか!?


と、問いかけながら、冷蔵庫にあったレタスにグリニョンのオリーブオイルと塩を振り、あわせました。結果は、やはりそうでした。GOTIM BLANCという商品名の印刷色、ライトグリーンの色がまさにそれを物語ってます。


昨日は試せませんでしたが、ゴーヤとかもいけるんじゃないかな、と思います。


ということで、ゴティムブラン、昔はもっとおとなしいイメージがありましたが、

非常にフレッシュで力強いかんきつ感が前面に出たワインです。

カタルーニャのワインだけあって、カタルーニャの野菜料理と相性がいいと思います。
【岩間】